青空木材便り 第3号発行
青空木材便り第3号が発行されました。
今回は2月25日に青空木材全員で出席したスタッフの結婚式の様子と
佐々木社長の娘が小学校で今、一生懸命取り組んでいることについてです。

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青空木材便り第3号が発行されました。
今回は2月25日に青空木材全員で出席したスタッフの結婚式の様子と
佐々木社長の娘が小学校で今、一生懸命取り組んでいることについてです。

11月12日(土)
本社のある中山の町内会のあいご会(子ども会)の子どもたちが
中山小学校の校区文化祭に展示する木工制作を東開事業所で行いました
【材 種】
トガ・杉・パインの板材
【サ イ ズ】
25㎝×10㎝×2.5㎝
15㎝×10㎝×2.5㎝の2サイズ
【作 り 方】
・好きな材種の板材を4枚選んで紙やすりで滑らかにする
・形を決め、ビスで固定する
・オイルを塗る
・好きな場所にフックを付ける ポイントはとにかく自由に!!
同じサイズの板材から子どもたちのアイディアで様々な形や色の棚・キーボックスが次々に完成していき
子どもたちの発想の豊かさ、柔軟さを目の当たりにしてモノつくりの楽しさ、素晴らしさを改めて感じました
初めての木工制作でしたがみんなが一生懸命に取り組み、世界にひとつだけのモノができました


10月29日(日)は中山校区運動会の予定でした
運動会のプログラムのひとつに
『職場対抗リレー』があり、中山校区にある企業、飲食店、病院が
それぞれ選抜チームをつくり参加することになっていました
そして、各チームから地域のために使ってもらおうと中山校区まちづくり協議会への
寄付金を募りました
運動会当日は台風22号の影響で残念ながら中止になりましたが、
翌日の30日に代表としてまちづくり協議会の脇元会長にお渡ししすることができました
運動会は中止になってしまいましたがこうして地域で働くみんなで地域のために
少しでも力になれたことを嬉しく思います
勝負は来年まで持ち越しです!
一年後の楽しみができました

積み木の発注があった幼稚園へ訪問しました
始めに園児たちに集まってもらい木の話をしました
『みんなが生活している中で必ず木に関わってる。』という話をして
その後、角のある積み木をまず手で触って感じてもらい、
次に紙ヤスリで面を取った積み木を触って 違いを感じてもらいました
違いに気づいた園児たちは驚いた不思議そうな顔など たくさんの表情を見せてくれました
完成した積み木で園児たちがいろんな想像力で遊んでいる姿を見ていると
これから積み木が どんな風に積んだり重ねたり並べたりされ
様々なカタチに、モノになるのかと考えると とても嬉しくそしてワクワクしました
今回、住宅で使用するという形ではなく、子どもが毎日手に触れる積み木の発注をいただき
私自身、これからの仕事に対する気持ちを動かされました
紫原幼稚園の先生方 この様な機会を与えていただき 感謝しております
ありがとうございました
加工部:中尾


積み木の形は四角でいろんな長さや厚みの種類を作り
市販の積み木にあるようなアーチ状に加工した積み木はありません
しかし、違う長さや厚みの積み木を使う事で子どもたちの自由な発想をいかし
思い思いに夢中になっている姿を見て、我が子も夢中に遊んでくれたらと思いました
市販の塗装してある積み木にはない
木の持つ本来の温もりや 使っていくうちにつく汚れなども
無塗装ならではの良さと実感しました
加工部:井手篭

霧島市国分 保育園の園庭の 橋に使用される材料です
ガーデニングデザイナーの方と イメージを打ち合わせし
太古梁(タイコバリ)と呼ばれる 曲がりのある木 を提案しました
現在 曲がった木など(需要がなかった原木)は
木質バイオマスエネルギーに使用される事が多いのですが
この様に 使う場所 や 使い方 をきちんと考える事で
長年育った 木 は主役になるのです
園庭施工後の写真もアップするので お楽しみに

東京ビッグサイトで開催される
インテリアライフスタイルリビングに
招待していただきました
海外ブランドは徹底した
シンプルなデザイン
シンプルなブランディングが印象的でした
国内メーカーは 『手仕事』を前面に出し
クオリティーの高いモノを手作業で造る 造り手
それらを美しくブランディングする 売り手
それぞれの間には先代の方々より受け継がれた技術と想いがありました
それらが確実な付加価値となり
買い手の私達を魅了していました

中山小学校 130周年お祝いの会 に出席してきました
現在では全校生徒1332名の県内一の小学校として有名ですが
明治20年4月24日 設立され、明治 大正 昭和 平成 と四つの時代を見てきた 伝統 そして文化 のある小学校です
名前の由来は、当時の二つの地名 中村・山田村 から一文字づつを取り音読みして、中山(ちゅうざん)となった様です
昭和20年 71年前に中山小学校に入学した
中山校区町づくり協議会 の脇元会長によるお話は大変貴重な内容でした
戦後 食べる物、着る物 なかった事。チャイムが手で鳴らすベルだった事
ランドセルが風呂敷だった事。学校で豚や山羊を飼っていた事
教科書はなく、ノート、鉛筆が貴重だった事。裏の辺田の山に大きな防空壕があった事
そして、54年前は中山小の児童だった脇黒丸校長先生が昔の木造校舎の写真を見せながら、当時のお話をしてくださり、子どもたちは初めて聞く話にとっても驚き、どの話も興味深そうに熱心に耳を傾けていました
今年度一年を通して130周年事業を行っていく中で、子どもたちの故郷となる『中山の歴史』を少しでも伝えていきたい。と感じました

加工部スタッフと向かった先は
熊本県球磨郡水上村
造作用杉材の視察です
丸太の質も大事ですが…
製材肌の細かさや製材の精度も重要です
何より造り手側の知識やこだわりを
実際に工場に足を運んで、 見て聞いて学ぶことで信頼が深まります
今回ご縁を下さった
熊本県森林組合連合会
石村所長様 ありがとうございました

先月 宮原坑・三池炭鉱専用鉄道敷跡・三池港が
世界遺産に登録決定された
大牟田市 松本木材さんへ
弊社の杉グリーン材
メインメーカーとして
使わせていただいて
常により良い材料を求めて
提供してくださいます
社長の想い
僕等の想い
造り手の想い
売手の想いなどいろいろな思いを語り合い
気が付くと4時間程の長い対談になっていました
本当に貴重な時間をありがとうございました
