2016.09.29 #ニュース
最大限発揮してこそ
鹿児島建設新聞社の方々が
木材加工部へ取材に来て下さいました
今回取材を受ける中、改めてスタッフとの志を確認する事ができました
それは私達が木材加工をする中で日々
こだわっている木材加工仕上げの方法
超仕上げ(鉋(かんな)仕上げ)についてです
超仕上げには3つのポイントがあります。
①刃物の切れ味
切れる刃物が付かないと仕事になりません
切れ味への探求は職人の永遠のテーマです。
②刃物のセット
刃物ばかりが切れても、良い結果には繋がりません
一体となる鉋台等の調整が良く出来て、初めて削れる道具となります
③木材へのアプローチ
木目を読み、それぞれ個性のある木材へ最善の形で鉋を引くのは経験を要します
現在、木材加工へおける仕上げ加工の主流派はペーパー仕上げです
ペーパーは簡単で扱いやすく塗装との相性が良いのが利点です
一方で鉋はペーパーとは違い、技術を要し加工が難しいです
しかし仕上がった木肌は鏡面化し白木のポテンシャルを最大限発揮させ大変美しいです
時代は変わり、建築様式も大きく変わっていきます
しかし、木を使う住宅がなくなる事はありません
これからも木材を輝かせ、人と木が一番身近であり続ける
『家』が
安らぎの空間となる様に美しい木材を提供していけたらと考えています